マンションの老朽化

おはようございます。今日はyahooニュースで気になる記事があったのでご紹介したいと思います。それは、管理組合のない分譲マンションが少なくとも671棟もあるということです。ビックリです。分譲マンションには通常、所有者全員で管理組合を形成します。その管理組合でマンションの維持管理等を含め、運営していきます。そして、自分たちでその管理を行っていく自主管理と、管理組合が管理会社に委託する委託管理という形式があります。どちらが良い悪いではありません。自主管理でも自分達でしっかりと計画をたてしっかりと管理、運営しているマンションもあります。今回の記事では、その管理組合そのものがないということでした。しかも、その数ですが、東京都が512棟と突出してますが、第2位は北九州市の38棟でした。これまたビックリです。

 

この管理組合はマンションに住むにあたって、一番重要で大事なものです。「マンションは管理を買え!!」と言われるくらい、管理が大事です。その管理組合がないということは、管理費、修繕積立金の徴収も難しく、何かあったときも補修や改修ができないです。大規模修繕工事などはどうなるのでしょうか??当然、できませんよね…。私も、マンション全体の修繕積立金の金額よりもマンション全体の滞納額のほうが多いマンションを知っていますが、朽ちていくばっかりです。もちろん、お客様が探している条件に合っていたとしても薦めることはできません。

 

老朽化の目安は築30年ということですが、これからますます増えていくと思われます。なので早急に国や自治体レベルで対応策を検討する必要があると思います。管理組合、管理会社の大事さを改めて考えさせられたニュースでした(^^)/