いくらだったら返していける?

おはようございます、今日も暑いです。朝から事務所のエアコンをガンガンかけております(^_^;) 涼しい秋が待ち遠しいですね。先日、ある不動産会社のチラシを見かけました。マイホームを探す際に事前にやっておくこととして、「住宅ローンでいくらまで借りれるか調べよう!!」と書かれていました。いくらまで借りれるかどうか調べてどうするんだろう?と私は思ってしまいます。その範囲内の価格帯で物件を探していきましょうということでしょうが、無理して購入してもし万が一払えなかったらどうすればいいのでしょうか?その不動産会社は売ってしまったら終わりかもしれませんが、住宅ローンを組んだお客様は30~35年の長い住宅ローンが待っています。バブルの頃の金融機関も同じように「〇〇様の年収だったらいくらまで融資できます!!」という口説き文句で融資をとっていました。

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しかし、大事なのは、「いくら借りれるのか?」という点ではなく、「いくらだったら返していける」という点で計算していくべきだと私は思います。毎月無理なく払える額はいくらなのかということを聞き出し、それから逆算して価格をはじき出します。その中から物件を探していく方が、お客様は無理のない返済額で生活していくことができます。万が一購入したい物件の価格に満たない場合は、頭金が出せるのか、両親から援助してもらえるのか、時期を待ってその間に貯蓄しておいたほうがよいのか等々、方法を一緒に考えていきます。住宅ローンは長い長いお付き合いにあるローンです。大事なのは「いくら借りれるか」ではなく、「いくらだったら返していけるか」です。不動産会社のチラシの文言に騙されず、落ち着いて考えていきましょう(^^)/