所有者様の本人確認をしてきました、、、

おはようございます。不動産の売買をするときは、売主、買主の本人確認が必要です。今回、売主様の親族の方から、「所有者が脳梗塞で倒れて家に戻ることができないので売却を考えている」ということでお話をいただきました。親族の方は、戻ることができないのであれば、家が傷む前に早めに処分したほうが良いだろうという想いからお問合せいただきました。所有者様は脳梗塞で高齢で体もあまり自由に動かせない、話せない、伝えるのも難しい状態ということで、先日司法書士の先生と一緒に所有者様が入院されている病院に行ってきました。

 

コロナ対策としてモニター越しでの対面でした。親族の方たちの声かけに対してなんとか答えられるという状態でした。そして、売却の話になったときに、うまく言葉を発することはできませんが、あきらかに売却することを嫌がっている様子は伝わりました。やはり、本人の中で、なんとか家に戻りたいという気持ちがあるのか、それが目標になっているかもしれません。最後には「売らない」という意思表示をしっかりされました。今回は、売却は保留ということになりました。所有者の物件に対する想いを感じることができました。思い出の詰まった自宅をまだ手放したくないという気持ちが伝わりました。本人の意思確認で病院や施設に伺うことはよくあるんですが、売却しないという意思表示をされたのは初めてだったので私自身も良い経験でした。何か弊社でお力になれることがありましたらお気軽にご連絡ください、どうぞよろしくお願い致します。

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