こんにちわ。今日は、任意売却ではなく通常の売却の決済がありました。知人のご紹介で弊社に物件の売却をお任せいただいたＡ様は、千葉県にお住いの方でした。北九州のご両親が他界され、千葉県では管理が難しく、この度、北九州

 

市の実家を売却することになりました。ご実家は築年数が相当経過しており、土地としての販売でスタートしました。販売開始後、北九州市内の業者が購入してくれることになりました。解体して建売新築を計画予定です。

 

そして、今日が決済でした。Ａ様は実家の室内に残ってある荷物の整理、処分のため、昨日、北九州市に入られたそうです。銀行の応接間で、実家や、その周辺のお店や病院の話になったときに、Ａ様が涙を流されました。当時のこと、

 

ご両親のことを思い出され、そして、両親が建てた実家を売却するということが正しかったのかどうかという思いで胸が締め付けれたのではないかと思います。『不動産ひとつひとつに、その人の思い出が詰まっている』ということに

 

再認識させてくれた瞬間でした。私達は不動産業者として、その人たちの思い出の詰まった不動産を売却するお手伝いをしていく上で、不動産だけでなくその人たちの思いも一緒にお預かりしているんだという気持ちを持たなくてはいけ

 

ません。思い出の詰まった実家の売却を弊社にお任せいただいたＡ様、ありがとうございました。担当させていただき本当に嬉しく思っています。そして、不動産業者として大事なことを再認識させていただき、ありがとうございました。

 

今日は本当に良い決済でした。ふと、宮崎の実家の両親のことを思い出しました。久しぶりに電話してみようかな…。