空き家・古家・ボロ家を扱う不動産会社が少ない理由

おはようございます。今日は、「空き家・古家・ボロ家を扱う不動産会社が少ない理由」というテーマでお話したいと思います。大きく分けて3つ挙げれると思います。まずは、

①仲介手数料が少ない、、、

…例えば、200万円の物件が成約になった場合、いただける仲介手数料の上限は198,000円(税込)です。しかし、価格帯の低い物件は古い、損傷が激しい、立地が不便、高台、駐車場がない等々、なかなか売れない要件が揃っております。広告費をかければかける程、赤字になる可能性が高く、お断りする不動産会社が多いのも事実です。

②再販する際のリスクが高いため、買い取れない、、、

…仲介がだめなら買い取ってもらおうとしても、前述した通り、価格の低い物件はいろいろと難点があり再販するときに早期に転売できない可能性が高く、買取りできないというケースが多いです。要は価格の問題ではないということになります。

③不動産調査がとても困難な場合が多く、リスクが高い、、、

…売却不動産を預かった不動産会社は、役所、法務局、水道局など所轄官庁で調査を行います。しかし、価格帯の低い物件は、かなり以前に建てられており、資料が残っていなかったりして調査が煩雑になり調査だけで長期化することも多々あります。そして、契約に至った際も買主様に「重要事項説明書」を作成し説明しなければなりません。つまり、責任が伴うことになります。よって、リスクが高くなりお断りする不動産会社が多いです。

以上のように、空き家・古家・ボロ家を処分したくても、扱ってくれる不動産会社がいなければ売却したくてもなかなか売却することができません。近年、『空き家』が急増している要因の一つと言えると思います。

 

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※今日のお薦め物件はこちらです(^^)/ →パレス沖田307号 内装リフォーム済♬